爽やかな秋、英語の勉強にも身がはいりますね。
でも 単語帳や文法テキスト、会話例文集などいつも同じで話題も決まりきったものばかり。今ひとつ 気分がのらない人もいるのでは?
そこで今回は ’ニュースを英語で読む!聞く!’ という勉強法を ご提案します。
時事英語なんて難しいのでは? なんて躊躇している人にこそトライしてほしいです。なぜかと言えば、ネイティブとの席でせっかく挨拶をすらすら言えるようになっても、その後に続く話題がなければ、やっぱり silent
girl/boy のままなんですね。勿論、コミケ仲間同士(?)とかなら盛り上がりますが、そうそう趣味があう人ばかりではないですから。例えば今なら、あの粘り強い総理大臣をどう思うか、とか年金横領ってどうなの?とか朝青龍はどうなるのか、とか。誰でも一言、いいたいことがある話題こそ、海外の人の意見を聞いてみたいですよね。でも、そんな話をしたい時 “総理大臣”ってなんて言うんだろう? と考え込んじゃうと話がすすみません。そこで必要なのが、ニュースによく出てくる表現に慣れておくことです。“なんだ、結局時事英語単語集とか覚えるのかよ” とうんざりしたあなた!ここに素晴らしい解決法があります!NHKの夜7時と9時のニュースを 副音声(英語)で聞くのです。TBSの夜6時のニュースもおすすめ。スピードは確かに速いですが、もともと新聞などで知っている話ですし、最近はほとんど字幕のように内容説明のテロップが出ますから、まったくわからないということはないはずです。はじめは 少しでも単語が拾えたら、やった!という感じでいいのです。自然なスピードにも慣れますし、わざわざ関係ないトピックのリスニング用教材を買う必要もありません。どうしてもつらい場合は、好きなスポーツニュースか毎回同じ表現の天気予報からどうぞ。それでも “雷雨”のことを thundershower というんだ、とか、さりげなく耳に入ってきて得した気分になります。テキストより可愛いお天気キャスターの映像と一緒に覚えたほうが身につきますよね。
さらに月1000円投資できる人は、朝日ウイークリーなどの英和新聞も読んでみましょう。間違っても Japan Times
などの英語ぎっしりのデイリーは買わないように。英和新聞なら、重要表現の和訳もありますし、テレビのニュースと合わせれば相乗効果で英語力アップは確実です。さらにさらに予算のある方は、仕込んだトピックでYECの講師とフリートーキング。単語力、リスニング力、リーディング力、スピーキング力まとめてアップの “ニュース英語勉強法” をこの秋あなたも試してみませんか?