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【英会話YEC】    
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'I’を主語にしてモノを頼もう

レッスン中に夏の海外旅行の話題も多くなりました。ゴールデンウィーク中の海外旅行では‘This one, please.’(これちょうだい。)の指さしオーダーでなんとかサバイブできたというEriさん(20代・会社員)。「次こそがんばるわっ!!」と決意して、英語の丁寧表現を覚えていきました。あとは来月の海外旅行で実践あるのみ!です。ではEriさんがマスターした表現のバリエーションをみていきましょう。ポイントは‘I’(わたし)を主語にして相手にうかがう気持ちです。

 

○ Can I have this one?:「これください。」→ ややくだけた言い方

○ May I have this one?:「これいただけますか?」→ Can I ~?より丁寧な言い方

○ Could I have this one?:「こちらいただけますか?」→May I ~?より丁寧な言い方

 

ではここで問題です。今イギリス南部の海岸沿いにある窓からの眺めが美しいレストランにいると想像してください。ゆったりとした気分でディナーを楽しんでいたら、もう一杯ワインがほしくなりました。そしてヒュ-・グラント似のやさしそうなウエイターに話しかけます。さてどのように言いますか?大人の英語(一番丁寧な表現)にチェレンジしてみましょう。(英語上達には想像力も大切ですね!今回は私の好みですが…)

答え:


○ Excuse me, sir. Could I have another glass of red wine, please?
「すみません。赤ワインのおかわりをいただけますか?」

すぐに Certainly, madam. 「かしこまりました。」と言われそうですね。

他にも「~をください」という表現は、I'd like や I'll have もあります。例えばイギリスのパブで、

 

○ I'd like (I'll have) a pint of Guinness ,please.
「ギネスを1パイントください。」(pint:中ビンくらい)

と言えます。上の例はI'd like+名詞 ですが、動詞を使って言いたい時は、I'd like to +動詞の原形 になります。

 

○ I'd like to see the menu, please.
「メニューをみせてください。」
ちなみに I want~.は「~がほしい。」という表現で丁寧ではないのでフォーマルな場では使わないほうがよいですよ。そうそう、最近見たテレビ番組で日本に住むちょっとこわそうなネイティブのオジサンが「きれいな日本語を使ってください!」と若者言葉ばかり使う女の子に訴えていました。やはり私たちも相手に失礼な印象を与えないように場面に応じた英語表現をうまく使い分けていくことが大切です。旅の恥は…にならないように。では『指さし英語』を卒業して海外旅行でさらに会話を楽しみましょう♪