日本で自ら切り開いた学習法
今回は、現在英語教材の制作や多数の著書の執筆などでご活躍のKenji先生です。
先生は、日本国内で勉強されて実力をつけてこられた方なので、皆さんの気持ちがわかるレッスンがとても人気です。先生が自ら通ってきた疑問点をわかりやすく伝えてくれるので、納得も深まること間違いなし。では、ご紹介します。
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私と英語との出会いは、小学生6年生にさかのぼります。中学から始まる英語の授業に備えて、友人が英語を習おうと誘ってくれて、子供向けの英語塾に半年くらい通いました。ABCから初めて、appleやdeskなど簡単な単語を覚えたように記憶しています。その甲斐あってか、中学の授業には無理なくついていくことができ、成績もそれなりによかったです。私自身ほめられて育つほうで、その後、英語だけは中学、高校と成績がよかったです。
当時の日本の英語教育は、文法と読解重視だったので、その2つの技能は伸びました。大学ではそれを生かし、1つ1つの文章が長い小説や評論を、修飾・被修飾の関係を捉えながら、文の構造を見抜き、理解するということをたくさんこなしました。図書館などに行って、英字新聞やNews Weekなども読みました。経済や政治などの知識がなかったので、それは別に勉強しました。
ただ、リスニングやスピーキングは、単純に中学・高校と勉強していなかったので私の脳は更地のように、ほとんど何もありませんでした。そこで、大学に入ってから、読解や文法とは別に、リスニングとスピーキングを始めました。
しかし、私の中に英語はそこそこできるという変なプライドがあり、難しいニュース英語を聞いたり、リスニングも上級者向けのものを聞いていました。何となく理解できたような気がしていましたが、日常生活で使う英語や、子供でも知っているような簡単な単語や表現など聞き取れないし、話せないしということで、砂上に楼閣を築くという不安定なものでした。曖昧模糊とした感じだけが残り、イライラ感が募っていました。
そこでもう一度、一からやり直そうと、子供向けのロール・ダールの小説や、「白雪姫」、「北風と太陽」、シドニー・シェルダンとオーソンウェルズの「追跡」など、簡単な英語で書かれているものをたくさん読んだり聞いたりして、土台部を安定させることに専心しました。New American Streamlineのシリーズも、好きでよく聞きました。
また、実際に外人と話す機会がなかったので、免税店でバイトをしたりして、徐々に壁みたいなものを取り払っていきました。
現在はTOEICの講師や、英語教材作成の仕事が多く、いかにわかりやすく説明するかに日々頭を悩ませています。イギリス人の友人とlanguage exchangeという形で日本語を教えることもしています(日本語を知らない人に日本語を教えるというのは結構大変です)。学校教育で学ぶ英語は、言葉として考えたときの英語のほんの一部、TOEICで扱うような英語もほんの一部、時事英語もほんの一部、日常会話もほんの一部で、外国語を学ぶのはきりがないなあと痛感しています。どうしても母語である日本語と比べてしまい、今、空気のように自由自在に扱っている日本語に比べ、自分の英語がまだまだだと思い知らされます。
自分で通ってきた英語学習の道のりの中には遠回りしたものもあり、もう少し効率よくできたかもしれないという思いがあります。
これから学ぶ人が同じ轍を踏まず、効率よく勉強できる手助けをすることができれば幸いだと思っています。
今回は、現在英語教材の制作や多数の著書の執筆などでご活躍のKenji先生です。
先生は、日本国内で勉強されて実力をつけてこられた方なので、皆さんの気持ちがわかるレッスンがとても人気です。先生が自ら通ってきた疑問点をわかりやすく伝えてくれるので、納得も深まること間違いなし。では、ご紹介します。
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私と英語との出会いは、小学生6年生にさかのぼります。中学から始まる英語の授業に備えて、友人が英語を習おうと誘ってくれて、子供向けの英語塾に半年くらい通いました。ABCから初めて、appleやdeskなど簡単な単語を覚えたように記憶しています。その甲斐あってか、中学の授業には無理なくついていくことができ、成績もそれなりによかったです。私自身ほめられて育つほうで、その後、英語だけは中学、高校と成績がよかったです。
当時の日本の英語教育は、文法と読解重視だったので、その2つの技能は伸びました。大学ではそれを生かし、1つ1つの文章が長い小説や評論を、修飾・被修飾の関係を捉えながら、文の構造を見抜き、理解するということをたくさんこなしました。図書館などに行って、英字新聞やNews Weekなども読みました。経済や政治などの知識がなかったので、それは別に勉強しました。
ただ、リスニングやスピーキングは、単純に中学・高校と勉強していなかったので私の脳は更地のように、ほとんど何もありませんでした。そこで、大学に入ってから、読解や文法とは別に、リスニングとスピーキングを始めました。
しかし、私の中に英語はそこそこできるという変なプライドがあり、難しいニュース英語を聞いたり、リスニングも上級者向けのものを聞いていました。何となく理解できたような気がしていましたが、日常生活で使う英語や、子供でも知っているような簡単な単語や表現など聞き取れないし、話せないしということで、砂上に楼閣を築くという不安定なものでした。曖昧模糊とした感じだけが残り、イライラ感が募っていました。
そこでもう一度、一からやり直そうと、子供向けのロール・ダールの小説や、「白雪姫」、「北風と太陽」、シドニー・シェルダンとオーソンウェルズの「追跡」など、簡単な英語で書かれているものをたくさん読んだり聞いたりして、土台部を安定させることに専心しました。New American Streamlineのシリーズも、好きでよく聞きました。
また、実際に外人と話す機会がなかったので、免税店でバイトをしたりして、徐々に壁みたいなものを取り払っていきました。
現在はTOEICの講師や、英語教材作成の仕事が多く、いかにわかりやすく説明するかに日々頭を悩ませています。イギリス人の友人とlanguage exchangeという形で日本語を教えることもしています(日本語を知らない人に日本語を教えるというのは結構大変です)。学校教育で学ぶ英語は、言葉として考えたときの英語のほんの一部、TOEICで扱うような英語もほんの一部、時事英語もほんの一部、日常会話もほんの一部で、外国語を学ぶのはきりがないなあと痛感しています。どうしても母語である日本語と比べてしまい、今、空気のように自由自在に扱っている日本語に比べ、自分の英語がまだまだだと思い知らされます。
自分で通ってきた英語学習の道のりの中には遠回りしたものもあり、もう少し効率よくできたかもしれないという思いがあります。
これから学ぶ人が同じ轍を踏まず、効率よく勉強できる手助けをすることができれば幸いだと思っています。
